仕事では "正しさ" を最優先にすべきではない

各々が大切にしている正義がある

各々が一番大切にしている価値観/正義があり、各々がそれを達成するために最善の行動を取っている。 価値観は無数にある。例えば、お金、人間関係を良好に保つ、正しさ、家族、…… etc.

正義から導き出される最善の行動例

① "お金" が正義の人の考えと行動

会社での評価を上げる→依頼者からの期待値 (納期、アウトプット) を超えるための行動を取る

② "人間関係" が正義の人の考えと行動

人からの人間的評価が重要→笑顔、身だしなみ、挨拶、感謝、謝罪等を重視する

③ "正しさ" が正義の人の考えと行動

仕事で間違えない、100点を取る→判断基準の明確化が重要、判断を他人にさせる

④ "家族" が正義の人の考えと行動

家族との時間を大事にする→子どもの入学式や両親の介護を大事にする

ただし、各々の正義の優先順位は変動している。 例えば、子供の行事と仕事が重なった場合、入学式は出席するが、卒業式は仕事を優先するなど。

ワイの職場の仕事ができない人

ワイは、時間あたりの給料を最高することを優先して行動している。 つまり、納期を守り、期待値を超えるアウトプットを出せばよいという考え方。

それに対し、ワイの部下は、正しさ/間違えないことを優先して行動しているため、 業務について完全に判断基準が明確になっていないと行動ができない。 お金と正しさは、相性が悪い。

仕事を振る際には完全な業務フローや手順を教えてくれという。しかし、定型業務ではないため、そんなものはない。 つーか、ワイも知らんが、関係者に聞きながら進めれば十分対応可能な業務レベル。

さらに、正しさ以外の正義については、ほとんど比重を置いておらず、 納期を守らない、挨拶しない、無精髭、感謝、謝罪しない、相手を睨む、言動が失礼すぎる etc...。 そのため、社内で嫌われているし、仕事での評価も低い。

他人の価値観を変えるのは難しいのはわかっている。 業務フローを作るだけで、自分だったら業務完遂できるくらい時間かかる。 現実的には、バイトでもできるレベルの仕事を依頼するしかない。